施工管理と珈琲に共通することを真剣に考えてみた
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施工管理と珈琲。
このふたつを同時に語る日が来るなんて思ってもみませんでした。
神奈川営業所の金厚(かねこ)です。
(二級建築施工管理技士補/J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター2級)
今回はブログを任されたからには本気で考えてみました。
一見、全く関係なさそうなこのふたつ。
でも深掘りしてみると、意外な共通点が沢山あります。

1.「段取り」が命
施工管理も珈琲も、段取りひとつで結果が変わる世界です。
例えば、現場でクロス職人が来たのにクロスが届いてない…なんてことになったら、もう笑えません。
現場は止まる、怒号が飛ぶ、胃が痛む。
珈琲でも同じ。お湯を沸かしたのに豆を切らしてたら、朝から一日のやる気がごっそり削られます。
「段取り八分、仕上げ二分」
どちらもこの言葉がピッタリです。

2.「現場」がすべて
施工管理は、現場第一。当初の計画から急に変更になることは日常茶飯事です。
大事なのはその場でどう判断し、動くか。
珈琲もまさに現場感覚。
豆の挽き具合、お湯の温度、注ぐスピード…ほんの少しの違いで味が変わる。
「この状況でベストを出す」
その力が、リフォームにも珈琲にも求められます。

3.「こだわり」が人を動かす
職人が1mm単位で仕上げにこだわるように、私も珈琲は豆の量1g単位で調整します。
細かいって?でもその差が、「ただの作業」と「良い仕事」の差になるんです。
そして、そのこだわりはちゃんと伝わる。
リフォームでも、珈琲でも、「おっ、なんか違うね」って反応された瞬間はたまりません。

4.良いものができると、つい見せたくなる
現場でクロスや建具が部屋の雰囲気にバッチリはまったとき、
水回りがスッキリ仕上がったとき、
「おぉ〜…」って自然に声が出て、思わず写真を撮っちゃいます。
珈琲も同じ。豆の香りと温度とリズムがぴったりハマった時は、
「これは神の一杯…!」と誰かに飲んでもらいたくなります。

結論:建築と珈琲、どちらも沼。
施工管理はやればやるほど奥が深い。
現場ごとに発見があって、毎回「次こそもっと上手くやるぞ」と思えます。
珈琲も大学時代から15年以上研究を続けて、仕事にしていた時期もありましたが
今でも新しい豆や抽出方法に出会うたびに驚きがあります。
「知れば知るほど、ハマっていく」
それが、施工管理と珈琲の共通点です。

おわりに(そして、始まり)
「ブログ書いて」と言われたときは正直、
「え〜、ネタなんか無いですよ」と言ってしまいました。
でも、こうして書き終えてみると——
「次のテーマ、何にしましょうか?」と聞きたくなっている自分がいます。


次回予告(?)
『クロス貼りとラテアート、どっちがムラなく仕上がるか!?』
〜職人たちの静かなる戦い〜
乞うご期待!(多分書かない)